ノイズ“ノー”キャンセルイヤホン
【追記】この記事は、さらに深掘りして再レビューしてます!ぜひご覧ください。
【追追記】AEROPEXの基本的な使い方はこちらをご覧ください!
「骨伝導イヤホン(ヘッドホン)」とは、耳をふさがずに周囲の音を聞き取りながら、「骨」に振動を与えて音楽を聴くタイプのイヤホン。ここ一年くらいで結構有名みたいです。YouTubeでホリエモンが使っていたのを見ました。
AirPods Proを始め、様々なノイズキャンセリングイヤホンが出る中、あえて外の音(ノイズ)を受け入れるタイプ。
グレードが色々あって、僕が購入したのは性能的に一番上位モデルのAeropex。
用途は主に徒歩での通勤用、皿洗い中のBGM(家族がいるので、邪魔にならないよう使ってます)として使用。使用してから一ヶ月ほど経ったので、メリット・デメリットなどレビューします。使用方法などは他のブログに譲ります。
メリットは?
- 耳をふさがない(防犯面・刺激面でGood)
- 落としづらい
ぐらいです…強いて言えば、初めての体験なので、「うぉっ!すげぇ!!」という感動は確かに有りました。でも慣れてくればメリットは上記の2つ。
解説すると、
- 耳をふさがない
僕は田舎暮らしで犯罪とは無縁ですが、それでも耳をイヤホンで塞いで外を歩く、ましてや夜ならなおさら不安を感じます。嫁もよくやってますが、正直色々怖いなぁと思うこともしばしば。あまりに無防備過ぎませんか?
常に周囲の音が耳に入ってくるAeropexならそういったリスクを軽減してくれます。後ろから人が歩いてくるのにびっくりしません。
さらに耳をふさがないことで衛生的・耳の中を傷めないというのも大事。そこまで締め付けはきつくないです。
- 落としづらい
これはもう見たまま。一般的なワイヤレスイヤホン(例えばこれとか)だと左右独立しているので、落としやすいと感じます。Aeropexもずれないことはないのですが、輪っか状になってるので、ずれて落としても首にかかります。高価なガジェットだけに、意外とこれ重要です。
結構あるぞデメリット
- 音質は求められない
- 冬の通勤には…
- 電源の切り忘れ注意
- リクライニング時は使用不可
さて、結構あるんです。デメリット。僕にとってこれはもう用途を非常に限定するタイプのイヤホンでした。
- 音質は求められない
骨伝導イヤホンの特徴は周囲の音を取り込めるということ。つまり音質にこだわるタイプとは対極にあると考えてます。音質を取ると周囲の音が邪魔。周囲の音を優先すると音質を落とさざるを得ない。というか最高品質のAeropexの音漏れ低減技術をもってしても、正直結構漏れます。(Airという中堅モデル比で50%減少らしい)僕はAeropexしか持ってませんが、それを考えると他のモデルの音漏れは結構ヤバめかなと想像してます。
- 冬の通勤にはちょっと邪魔
僕は雪国に住んでおり、暖冬の今シーズンと言えど防寒着をガッツリ着込まないと寒すぎる状況です。そんな中でAeropexを使用すると、首の後にかかるバンド部分が防寒着の襟とぶつかります。夏で薄着になったり、とにかく軽装なら気にならないかもしれません。
- 電源の切り忘れ…
正直コレが一番イヤかな。右耳にある音量の増ボタンの長押しが電源のON-OFFになってます。僕の持ってるAnkerのワイヤレスイヤホンはケースに収納することで自動的にイヤホンの電源が切れ、スマホのスピーカーに切り替わるのですが、Aeropexは電源のON-OFFは手動…。イヤホン外して、何か音出ないなって思ってたら、ずっとAeropexの電源点けっぱなし、ってことけっこうあります。
- リクライニング時の使用は…
先日飛行機の機内で使っていましたが、少し休もうと背もたれに深く座ったところ、当然ながらAeropexが椅子の首もとにぶつかる。当たり前といえば当たり前ですが、有線イヤホンや左右独立型ワイヤレスイヤホンだとすんなりできたことがAeropexではできないことに不便を感じます。
結論:用途を限定すればこの上なく便利
デメリット多めでしたが、要は「音質にこだわらず、徒歩・ランニングで使用し、電源をこまめに切れる人」には最高のガジェットです。
特にランニングが趣味の人には防水機能もあるし、良いのではないでしょうか。
僕の用途にはあまり…という感じで、使う人を相当選ぶイヤホンかな。