自粛の果てに…
コロナの自粛期間が長かったことで買ってしまった高価なもの第1位は「スピンバイク」です。
それがこちら。価格は約2万3千円なり。
ハイガー産業という会社のスピンバイクです。
縦1メートル×横1.5メートルほどの巨大なダンボールを開けて、1時間ほどで組み立て完了。
ヨガマットは付属されました。親切。
エアロバイクとの違いは?
「そもそもスピンバイクって何?エアロバイクの仲間?」
と悩む人は多いと思います。
ざっくり大きな違いは、
本物の車輪が回るのがスピンバイク。
そうじゃない方式がエアロバイク。
っていう分け方です。
今回購入したのはスピンバイクですので、ペダルを漕ぐとホイールが回転します。
ちなみに付属ペダルは写真のとおり結構金属チックなので、シューズ必須です。
つま先が入るポケットがあるので、足を引き上げる動作でもペダルを回すことができます。
簡易的なビンディングという感じ。
負荷調整は至ってシンプル
回転するホイールに、ブレーキパッドを近づけることで負荷を調整します。
ブレーキパッドがホイールに張り付く強さが大きければ大きいほど、ペダルが重くなるということです。
パッドが少しでも触れると負荷がグッと強くなるので、初心者はほとんど触れない状態でペダルを漕ぐところから始めましょう。
この価格でモニター付き
心拍測定・スピード・ケイデンス(回転数)・距離は付属モニターで測定可能です。
心拍は両手をハンドルの測定部に触れさせている必要があります。
数値の信頼性は、腕のXiaomi mi band4が同様の心拍数を刻んでいたので、大丈夫でしょう。
メリット
騒音問題はマジで気にならない
スピンバイクから出る騒音で考えられるのが、
- スタート・ストップ時
- ホイール回転中
です。
パッドがある程度ホイールに張り付いている状態だと、スタート・ストップ時に「キュキュ」という擦れるような音が鳴ります。
少々気になりますが、常時鳴り続けるわけではないので、許容範囲。
気になる点は運動中、つまりホイール回転中の騒音でしょう。
この点については非常に優秀。ほとんど音が鳴ってません。
全然鳴ってないわけじゃないのですが、動画に撮りましたので聞いてみてください。
「少し音が気になるな…」と感じる方へ。
iPhoneのマイクがかなり優秀だと思ってください(笑)
スマホスタンドが便利
スピンバイク中はとにかく孤独です。
ただ時間を追う作業は苦行とも言えます。
そんな時、こちらのスマホホルダーはとても重宝します。
欲を言えば、横向きでも設置できれば…縦置き限定です。
(横でも置けないこともありませんが、不安定)
場所をとらない
トップの写真のとおり、必要な場所は横1m×縦2mだけです。
これほど省スペースで、10数分で有酸素運動ができるって、改めてすごい。
ホイールカバーで安心
スピンバイクの種類によって、回転するホイールがむき出しになっている商品もあります。
一人暮らしや大人だけなら心配はないでしょう。
しかし子供やペットがいる家庭では、こちらのホイールカバー付の方が安心です。
デメリット
負荷の強弱を判断しにくい
エアロバイクだと、負荷を数値化できたりしますが、これはブレーキパッドの強弱で物理的に負荷調整するタイプなので、可視化ができません。
あくまで自分の脚と体力と相談しながら、微調整を感覚を頼りに行うことになります。
終了時のペダルの止まり具合が急すぎる
ペダルを漕いで、「そろそろ終わろうかな」と思って止まろうとすると、負荷の具合にもよりますが、ペダルがピタッと止まります。
自転車と違ってペダルの回転がブレーキパッドに左右されるためでしょう。
マジでピタッと止まるので、降りる時とか油断すると転倒の原因になるかもしれません。
気をつけましょう。
感想:しばらく漕いでみて
適切な負荷っていうのは、1分間ほど漕ぎながら調整すればわかります。
適切っていうのも人それぞれなので、10分以上漕ぐ場合は軽めからスタートしましょう。
5分くらいまでが結構きついのですが、それから軽くハイになってきます。
スマホで動画観ながらだと気が紛れて、15分ほど漕ぎました。
ずばり汗だくです。効果がないわけない。
HIITも可能か?
漕いで気づいたのは、負荷を強くすると心拍数も150位まで上がってしまって「もはや無酸素運動に近いのではないか」ということです。
HIIT(高強度インターバルトレーニング)は20秒全力トレーニング&10秒休憩の繰り返しなので、これをスピンバイクで試す価値はあります。