突然ですが、僕は書店が大好きです。一日中だって許されるなら過ごせます。本に包まれた空間はとても居心地がいい。しかし、あるルーチンが最近気になってきました。
- 買いたい本をAmazonで自宅のスマホから見つける
- 週末、好きな本屋で買いたい本を探す
- その場でその店舗の在庫検索をする
- 無いと分かり、わずかに絶望しつつも本屋を楽しむ
- 本屋でAmazonでポチって帰宅する
いやいやいやいや、本屋好きとは言え、この工程丸々飛ばして、
- 買いたい本をAmazonでポチる
でいいじゃないですか!空いた時間は有効活用しましょうよ!と、最近気づいたわけです。まったくお恥ずかしい話。でもそれくらい本屋にいることが自分にとってリラックスできる空間だったということです。そして、その時間が段々ともったいなく感じてきた今日このごろ。
Kindle シリーズとは?
言わずもがなの電子書籍シリーズのパイオニア。楽天やヨドバシカメラも追随しているようですが、さすがはAmazon。書籍量もリーダーの性能も圧倒していると感じます。
いろいろシリーズがあって、それがこんな感じ。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
価格 | 安い | ほどほど | 高い |
解像度 | 167dpi | 300dpi | 300dpi |
LED数 | 4 | 5 | 25 |
防水 | × | ○ | ○ |
容量 | 4GB | 8GB / 32GB | 8GB / 32GB |
明るさ自動調整 | × | × | ○ |
通信 | wifi | wifi / wifi + 無料4G | wifi / wifi + 無料4G |
ついにKindle Paperwhiteがやってきた!
僕が購入したのはシリーズでもミドルスペックのPaperwhite。Oasisは定価3万円弱で高くて手が出ません。さらにそれぞれ「広告無し、有り」が選べて、広告が無いと電源入れてスムーズに読書をスタートできます。しかし若干高め。僕はPaperwhiteの容量8GB、wifiモデルの広告有りを購入。ランクで言えば「中の下」を買ったと言えます。ちなみに専用カバーも購入した。カバーを開くと自動で起動するようで、そのあたりはiPadと挙動が似てるなと思いました。
メリット:脱スマホ依存
そもそもKindleならスマホアプリでありますよね。画面が小さいとは言え、スマホで日々ブラウジングして記事を読んでるんだから、本を読むことだって可能だし、実際僕もスマホアプリでKindle買ってました。それでいてなぜKindle Paperwhiteを購入したのか。それは以下の理由です。
- 本「しか」読めない状況を作る
- 目を保護する
- 本棚の縮小(コンパクト化)
1と2は、どちらの理由も現代人特有の問題です。スマホ依存から少しでも脱却したいという気持ちがあり、本だけしか読めないKindleを持つことで、無駄にSNSを開いたり、他人の記事に一喜一憂する機会を減らすことになります。寝る前のスマホいじりも一度やったら止められないですよね?でもあの時間、どうせ大した有益なことしてないですよね。だったら自分の興味があって購入した本を読む。本「だけ」を読む、をしましょうよ。
また、スマホのブルーライトは目に良くないそうです。というか、僕はもう若くないのか、長時間のスマホはきついです。しかしKindle Paperwhiteは目に優しい。なんでかって、ライトを直接目に当ててるのではなく、一度反射させてるからだそうです。理論はよく分かりませんが、体感として疲れない。スマホ見ながらだと寝付けないのに、Kindle見ながらだとすぐ寝落ちするのはそういう理由だったのでしょうか。
そしてこれも当然ですが、物質としての本が貯まりません。故に部屋を圧迫しません。不要な本は売る、という作業ができなくなりますが、そのあたりは割り切りが必要かと。
デメリット:「めくる」との別れ
もしあなたが、本を読む行為と同レベルで「めくる」行為に依存しているならKindleはふさわしくないです。「R.O.D」の読子リードマン級のビブリオマニアだとKindleは困るはず。
そして、これも仕方ないかもですが、スマホと同じ挙動はしないです。スマホがヌルヌルなら、Kindleは「…バッ、…バッ」という擬音が最もしっくりきます。タッチにコンマ数秒遅れて反応するといった印象です。
おわりに:セール時に買え!
本に集中したい、かさばるのはイヤ!という人は間違いなくKindleシリーズ一択でしょう。僕の購入した8GBでも一年使ってますが、その都度オンラインと同期してダウンロードと削除をたまに行う程度なので、十分使えます。機能とコスパのバランスからしてKindle Paperwhiteが一番使い勝手が良いかなと思います。あ、狙い目はセール時です!僕は夏のセール時(サイバーマンデーとかウィンターセールとか)に6,000円引きでPaperwhiteを購入してますので。
急がないなら定価で買うな!とだけお伝えしておきます。