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【筋トレ】ケガ人が語るケガ予防

重量なんて二の次。

筋トレにケガはつきものです。どんなに賢く、正確にトレーニングしているつもりでも、疲労が溜まるとカラダは思ったように動かなくなり、それを認識できずにケガに繋がります。

大事なのは正しいフォームです。フォーム以上に重要な事はないし、扱う重量なんてほんとどうでも良い。重量は相対的ですが、正しいフォームは絶対的なベンチマークです。

もっと言えば、正しいフォームはケガ予防にもなります。

デッドリフトで腰を痛める人は多いけど、正しいフォームのデッドリフトは脊柱起立筋群やハムストリングスを発達させ、自然な腰椎カーブを維持する手助けをしてくれます。

僕のケガ歴

参考までに僕のケガ歴をご紹介。

高校時代

柔道の授業で右肩の脱臼→以後、脱臼癖がつく。病院でレントゲン撮ったら肩がすっぽりと脇の下にありました。

それ以降、バスケのリバウンド、ボクシングのジャブ、野球のダイビングキャッチ、起床時に目覚まし時計を止める動作などでいとも簡単に肩が外れるようになる。未だに闘病中。

大学時代

筋トレを本格的にスタートし、スクワットやデッドリフトのフォームが悪く腰を痛める。

症状的にはぎっくり腰。フォームを改善し今は完治。

社会人

クロスフィットのトレーニング中、手首に負荷をかけすぎてtfcc損傷(ペットボトルの蓋を開けたり、雑巾を絞ったりする動作で痛みが出る)になる。未だに闘病中

脱臼癖とtfcc損傷はまじ勘弁。

細々したケガは他にもしてますが、メインどころはこんな感じ。

ほんと今でも治らない脱臼癖とtfcc損傷だけは日常生活に影響するので大変です。

どちらも「手術しないと治らない」「手術しても治らない」「人による」などなど調べれば調べるほど、何を信用して良いか分からない。

ケガをすることの真のリスクとは

筋トレ中に負傷して、筋トレができなくなるのは仕方ない。休んで治るなら休む。

問題は、日常生活に悪影響を与えてしまうケガをすることです。

そして、ほとんどのケガは日常生活を不便にするものばかりですよね。

筋トレで腰やったら、普段の通勤通学、座っての仕事、荷物を担ぐ…なんてことも一苦労。

まして僕の場合は、何かの拍子で脱臼したらまともに立っていられません。おかげで自分で肩を入れることもできるようになりましたが…(リーサルウエポンのメルギブソン並です)

ケガはつきもの。でもケガの程度を最小限に。

補助輪を外した自転車に初めて乗った時、当然転ぶことでしょう。そうやって何度も転ぶことでカラダのバランス感覚を養い、結果的に自転車に乗れるようになります。

筋トレもある程度同じことが言えます。絶対にケガしないなんてことはあり得ないし、多少のケガはするでしょう。

大事なのは、そのケガを最小限に留めることです。

自転車の例えで言えば、練習するときに転んでも良いように膝サポーターやヘルメットでケガの被害は抑えられますよね。筋トレでも同じです。

正しいフォームやサポーター(ベルトやストラップの着用)でケガの被害を最小限にす流ことができます。

三歩進んで下がって良いのは二歩まで。

五歩下がるような筋トレはしちゃいけません。

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