ホームジムの代名詞?
ステイホームと言われてからもうすぐ一年が経とうとしています。
これを機に、ホームジムが充実している方も多いのではないでしょうか。
今回は、ホームジムの代表(?)とも言えるアジャスタブルダンベルのレビューです!
購入したのはダイヤル式のこちら。
「MRG」とか「Motions」とかが有名らしく、僕は「MRG」製品の2.5kg〜24kgのタイプを購入しました。
さらに上は40kgまであるようですが「自宅で扱い切れない」という思いから却下。
その辺りの詳細は下記に書いてます。
他にも「ブロックタイプ」のアジャスタブルダンベルもあり、ピンを変えることで重量を変化させるタイプです。
アジャスタブルダンベルのメリット
なんと言っても、
- 重さを瞬時に変えられる
- 圧倒的省スペース
この2点が素晴らしいメリットです!
重さを瞬時に変えられる&省スペース化
ダイヤルを回したり、ピンを挿したりするだけで重さが変わる優れもの。
そして、一般には15段階まで重さを変更可能なので、実に15組の重さのダンベルを揃えたのと同じことになります!
これの何がいいか。
「ピラミッドセットやドロップセットなどが簡単にできて、筋肉を追い込める!」
これに尽きます!
ピラミッドセットは、だんだん重量を重くして筋肉を追い込んでいく方法。
ドロップセットは、だんだん重量を軽くして筋肉を追い込んでいく方法です。
通常のダンベルだと、重さを変えるのにサイドのストッパーをぐるぐると回転させて重りを付け(あるいは外し)、またぐるぐると回転して締めて固定する。
ダンベルを2個使って入れば、今の作業を4回繰り返すことになります。
トレーニング時間のうちのほとんどは、重りを付けたり外したりする時間となってしまいます。
休憩は十分過ぎるほどで、次のセットに取り組む頃には、筋肉も冷め切っていることでしょう…
これをその場のちょっとした作業だけで、ダンベルの重量を変えられるのが、アジャスタブルダンベル最大の特徴です!
正直、このために購入したと言っても過言ではありません。
アジャスタブルダンベルのデメリット
しばらく使ってみた実感で、やはりデメリットも出てきます。
それは、
- ダイヤルの不具合
- 重りが落ちないか不安との戦い
- 台にセットする際にコツがいる
- 価格(コスパはいい)
などなど、結構あるんです。
ダイヤルの不具合。
僕のあたった製品が悪かったのか、ダイヤルを回した際に「カチカチ」という音が目盛りに合わせるとするのが正常なのですが、この音がどうにも鈍い。
目盛りに合わせても「カチッ」としない不快感があります。
この辺は初期不良ということで、メーカーに問い合わせたのですが、メーカーも初期不良の可能性を提示しつつも、「離島により、送料はお客様負担」とのことで、こちらも対応に躊躇してしまいます。
重りが落ちないか不安。
ダイヤルの不具合とも絡んできますが、ベンチに寝てダンベルプレスなんかをすると、頭上にダンベルが来るわけです。
と、耐久性とか安全性に不安を感じながらのトレーニングになります。
地面に落ちたり、足に落ちたりは、仕方のない部分もあるし、靴を履いてリスクをある程度回避できます。
でも頭上は対処のしようがありません。
でもでも頭上に上げないトレーニングだけじゃ成長できない…
大丈夫なんでしょうけど、手放しに安心できないという感じです。
台にセットする時。
トレーニングが終わって、ダンベルを台座に戻す際、こちらは上手くセットしたつもりでも、しっかり台座に戻らない時があります。
何度かダンベルを上下して台座にフィットさせるわけですが、トレーニングを追い込んでいる時なんかは、特に注意が必要です!
筋肉が限界を迎えている状態で、台座へのセットを手間取ってしまうと、「疲労が原因で手からダンベをうっかり落としてしまう」なんてことも…
価格(でもコスパはいい)
今回購入したのは2万3千円ほど。
最大40kgのタイプは3万5千円です。
普通に考えて高い!と感じて手を出せない人もいるでしょう。
ちなみに購入時点では、ほぼ最安価格で上記の価格でした。
ここは財布と相談しつつ、
- 瞬時に重さを変えられる
- 圧倒的省スペース
というさっきのメリットをよく考慮した上での購入になります。
僕は、これらのメリットを値段と比較した時、「買いだな」と感じました。
24kgタイプか40kgタイプかの選択
YouTubeやブログ記事を読むと
「子供や女性は24kgタイプ」
「男性は40kgタイプ」
がオススメだそうです。(もちろん諸説ありますが)
しかし!
- 筋トレ歴10年以上
- ベンチプレス110kg
- デッドリフト140kg
- スクワット 120kg
の僕から言わせてもらうと
「男性でも扱える重量が僕くらいまでなら24kgで十分」
というのが僕なりの回答です。
正直、20kg以上でベンチプレスすると、インクラインベンチが若干揺れます(笑)
仮に能力的に40kgを扱える筋量を持っていても、ホームジムのその他の設備が、高重量に耐えうるものでなければいけません。
もちろん「スクワットとかデッドリフトならダンベル以外の器具はいらないから大丈夫なのでは?」という意見もありますし、その通りです。
しかし、あくまで環境は「トレーニングジム」ではなくて「ホームジム」です。
家の一室が、万が一のアクシデントに対応できなければ、大事故につながる可能性もあります。
ですので、その辺りのバランスを考慮すると
「24kgセットで手を打とう」
というのが、僕の意見です。
ホームジムとしてきちんと「防音性・安全性」に配慮した準備をするのであれば問題ないですけどね。