厚底から薄底(ベアフット)へ
半年前から足裏の親指の付け根の部分が痛い。
歩いていて気になるレベル。
さすがに「これはおかしい」と思い、病院に行くもレントゲンで骨に異常なし、血液検査で痛風の疑いもなし。
とりあえずインソールを病院で作って底の厚いランニングシューズ に入れて使ってましたが、特に良くならず。
最終的に痛みが出る部分をカットしてもらって、圧をかけないことで、ようやく楽になりました。
しかし依然として痛みは残り、根本的な解決ではありません。
そこで、痛みのない歩き方を模索するよりも「足を鍛える」ことに重点を置くことにしました。
筋力をつけるというより、足裏から全身のバランスを整えるシューズ、それが購入したVIVOBAREFOOT。裸足感覚が味わえるベアフットシューズです。
(日本上陸して日が浅いのか、正しい日本語読みがわかりません…ビボ・ベアフット?)
デザインは単色でシンプル。底の赤いロゴがさりげなくオシャレ…なのですが、ちょうど痛みのある場所なので複雑。
現代人の靴はローヒール
ところで「ハイヒール」は皆さんご存知でしょう。
女性の靴特有の、オシャレで、かかとが上がった形状です。
しかしオシャレと引き換えに、足に多大な負担がかかります。
代表的なのが「外反母趾」
親指の付け根が外側に出っ張る症状。
ハイヒールが足に悪いのは誰でも分かります。
しかし「ローヒール」はどうでしょうか?
実は男女問わず、ほとんどの靴は「かかとがつま先より少し高い」ローヒールなのです。
一般的な靴のつま先とかかとの高さの比率は実に「1:2」だそうです。
つまり少しだけ背伸びをした状態。
こうなることで、足は自然と前のめりになり、つま先は「靴の形」へと不自然に変化してしまうのです。
ハイヒールもつま先が靴の形に変形してしまうことが外反母趾の原因なので、傾斜が緩いだけで、デメリットはローヒールも同じなのです。
足は靴に侵されています。
履くと前傾してしまうシューズでは「かかとが少し浮いた」状態でバランスを取ってしまいます。
すると膝関節や股関節が曲がった状態で全身がバランスしてしまいます。
これは自然なバランス(アライメント)とは言えません。
自然なアライメントは、膝関節や股関節が伸びた状態です。
傾斜の無いゼロドロップシューズ
「じゃあどんな靴がいいの?」というわけで。
ヒールの説明で自然と分かるように「傾斜の無いフラットなシューズ」が正解です。
このようなシューズを「ゼロドロップシューズ」と呼びます。
つま先とかかとの高さの比率が「1:1」、つまり同じ高さです。
今回のVIVOにも採用されています。
裸足感覚を取り戻す
本来の人間の足には、手と同じくらい神経が通っているそうです。
しかしクッション性の高いシューズやインソールの進化に伴い、その感覚は十分に使われること無く、どんどん衰えている。
そんな足裏・シューズ事情を打破すべく生まれたのが、イギリス生まれの「VIVOBAREFOOT」です!
走る前に歩いて!(調子に乗らないで!)
箱の中に入っていたチラシ。
「VIVOBAREFOOTは、アウトドアやアクティブ用、日々の使用に最適なシューズを作っています。もちろんどんな人にもピッタリです。」
の後に続く注意書きがなんとも印象的。
「BUT WALK BEFORE YOU CAN RUN!(走る前に歩いて!)」
「いきなり走ったら、大変な目に遭うよ」ということでしょうか。
今回は購入報告ですが、今後は履いた感想や実感などを報告していきます。
ちなみにサイズ表記が海外表記でよく分からず、僕が購入したものは「43」と記載され、cm表記だと28.2cmと、なんとも中途半端なサイズでした(笑)