「新型iPhone SEが発売されても、そこまで売れないんじゃないかなぁ」的な記事を書いた上で、それでも僕は「AndroidよりもiPhoneが欲しい」と感じてます。
今回は、iOSとAndroidを比較して「なぜiOS(iPhone)を選びたいのか」を話します。
できることとできないことの比較
ホーム画面のカスタマイズ
iOSはアプリのアイコンの順番が左上から順々に並んでいきます。
対してAndroidは好きな位置にアイコンを動かせる。
右手でスマホを使う人は画面の右側にアプリがあったほうがいいし、左手ならその逆。
カスタマイズ性豊かと言う点ではAndroidが圧倒的に有利です。
ブロガーやYouTuberもiOSの融通の効かなさに辟易しています。
ただ僕が思うに、これだけ要望があるにも関わらず、iOSのアップデートでカスタマイズできないのは、そこにAppleが拘っているからではないでしょうか。
iOSはホーム画面の融通が効かない、言い換えれば強制的に綺麗な配列になると言えます。
セキュリティ認証問題
Androidは指紋認証(あるいは画面内指紋認証)付きの端末や顔認証がセットなのが主流です。
しかしiPhoneはと言うと…iPhone SEが指紋認証のみ。11シリーズは顔認証のみ。今現在で認証を二つ持つ端末は存在しません。この辺りはiPhoneのスマートさとあまり関係がない気がします。やはり指紋+顔認証セットで欲しいところ。
さらにもう一つ。顔認証タイプのiPhoneは、顔認証しただけではロックを解除できません。しっかりと下からスワイプしないといけません。正直これには参ります。
顔認証オッケーなら「スワイプさせる手間」必要ですか?さらに画面の真ん中からのスワイプじゃダメなんです。「しっかりと下からスワイプ」しないといけないんです。これはあかん。
それでも強いAppleの凄さはiPad
iPadのシェアは半分以上!
スマホのシェアがどんどんAndroidに喰われていく昨今で、それでもiPhoneが根強い人気なのはiPadがあるからじゃないかと思います。
国内のタブレットのシェアはAppleが50%以上を占めています。そして残りの半数未満をAndroidやMicrosoftが凌ぎを削って奪い合っているのが現状です。
iPadは無印の一番安価なもので3〜4万円。整備済品があれば2万円台なんてこともあります。スマホ市場ほど、タブレット市場でAppleが高いってわけではないのです。
逆に言えば、家にスマホしか必要ないって人がiPhoneにこだわるっていうのは考えづらい状況ですよね。スマホ単体のスペックや価格でいけばAndroidはやはり強い。
ただ、iPadのある家庭ではやはりiPhoneを使っている状況は多いのではないでしょうか。
AirDropの凄さ
痛感するのは、AirDropの便利さです。
AirDropとは簡単に言うと「Apple製品同士が近くにあれば、ネット回線を介さずにデータの移動ができる」と言う仕組みです。
ただこの仕組みって、他のメーカーでもあったりします。HuaweiにもHuawei shareっていうサービスがそれにあたります。「じゃあそれ使えばいいじゃん」ってなるんですが、タブレット端末がiPadなものだから、どうしてもAirDropに頼ってしまう現状です。
ちなみに、僕はAppleの純正メモ帳アプリを使用しています。ブログネタや本の備忘録など、思いついたときにiPhoneでメモして、iPadで整理しています。iPhoneで書いた文章がiPadに同期されるのは、爆速の3秒くらいです。これもAirDropなのでしょうか。勝手に同期されているので、やや恐怖ですがとても重宝してます。まさにメモの魔力。
カメラは言うほど…でもナイトモードと動画の手ぶれ補正は凄い
僕が持ってるのはiPhone11で、カメラのレンズは「広角&超広角」です。最近まで使ってきたHuawei P30 liteも「広角&超広角」ということで同じ。この辺りの比較は別記事でやりますが、第一印象としては「うーん、そんなに変わんないかなぁ」です。
ただナイトモードは凄い。こんなに暗いのにこんなに明るいの?って感じです。寝室とか撮ると、写っちゃいけないやつ入り込んでないか心配になるレベル。
そして動画は別格。走りながら撮ってるのに、ブレが少ない。少なすぎるんです。こちらもまとめて別記事で。
ステータスという点も捨て切れない
iPhoneを持ち続けて頑なにAndroidに変えない人の中には、便利だからじゃなくて「ステータス」と感じている人がいます。ある意味「呪縛」に近いかもしれません。
「もっと便利なことがAndroidでできる?いやいやiPhoneでできる範囲でいいよ。パイオニアとしてのAppleを使い続けるのさ」的な考えでしょうか。ある意味思考停止ですが、そうした装飾品としての面もiPhoneを持ち続ける一つの要因でしょう。
かくいう僕も、恥ずかしながら思考停止した一人です。
しかし、いつまでも触れたくなるような、不親切そうでとてもフレンドリーなスマホ。それがiPhoneの魅力だと感じます。うまく言葉で説明できないですが、そのあたりにiPhoneが普及している理由があると考えます。